[ 2009年 11月 ]

11月04日 (木)  

11月に入って、やっとここに来た。ずっと動いてきた分の大量のデーターや頭の整理や資料の整理、グチャグチャになった部屋に頭に写真を整理し、見つめ直す。そんな日々を過ごしている。

そして、会えなかった友人たちとも会う作業・・・今の自分が欲している事。

さてさて、今日は引き続きニュースを・・・

報告1) 森本喜久男さんが活動するカンボジアIKTT(クメール伝統織物研究所)のカレンダーに写真を使用していただいた。
ロシナンテスカレンダー同様に売り上げは支援金として現地に届く。
彼の活動の詳細は、早くコーナーを作ってわかり易いようにしたいのだが、ちとっ待っててください。
取りあえずは当サイトの日記2008年5月4日、5月14日付けの日記をご覧くださいませ。

http://www.junji-naito.com/contents-menu-Daily2008.05.html

そして、カレンダー入手方法は、11月後半からの日本各地での報告会・展示会の会場、久留米・柳井(山口)・福岡・法然院(京都)・各務原・南風原(沖縄)・吉祥寺・飯田の各会場で、手に入れることができる。

そのほか、東京都内では下記の3カ所で常時購入できます。

▼アジア文庫(千代田区神田神保町1−15内山ビル5階)
http://www.asiabunko.com/
▼茶房・高円寺書林(杉並区高円寺北3−34−2)
http://kouenjishorin.jugem.jp/
▼信愛書店(杉並区西荻南2−24−15)
http://park12.wakwak.com/~tks/furhon.htm


11月には、10月のロシナンテス川原尚行さんと同様に森本喜久男さんが一時帰国をし全国を報告会で回ります。
どうぞ皆様、お近くに行った際には出かけられて、活動を感じてみてください。

各詳細は  IKTT JAPAN NEWS   >> http://ikttjapan.blogspot.com/

IKTT(クメール伝統織物研究所)のサイト  >> http://iktt.esprit-libre.org/


写真上が、IKTTカレンダー2010の表紙。全てが手作業の完全自然染色、繭から染色に使用される原材料となる木々、そして道具までもが「伝統の森」で供給されている。森本喜久男さんが目指す誇りある伝統のカンボジア絹絣である。
そして、右上写真が、2010年1/2月で使用されている写真・・・伝統の森では織り手である環境が眩しいくらいキラキラと整えられている。
右下写真は、2010年9/10月で使用。毎年9月に行なわれている蚕まつり前夜祭として村で行なわれている絹絣ファションショーである。当然モデル達も、織姫たち。自分たちが織ってきた絹絣を披露する晴れ舞台である。
美しい黄金の生糸を提供してくれる繭への慰霊の前夜・・・華々しくカンボジア絹絣として生まれ変わったお祝いのシーンである。
報告2) またまた開催間近になってしまったが、今週11月8日(日曜日)に、10月にもJICA横浜で写真展示を行なった赤尾和美さんの活動団体フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーが主催するイベントが開催される。

「カンボジア・これからの10年を考える」>>http://www.jica.go.jp/hiroba/event/200911.html#a01-118-01

アンコール小児病院設立10周年を記念しての講演、当日は発起人で写真家である井津建郎さんや、もちろん赤尾和美さんのお話しが色々聞けると思います。僕も出かけていってお話しを聞きたいと思います。ぜひ皆さんもお出かけください。


報告3) 今年6月、プロレスラー三沢光晴が試合中に亡くなった。今年は、忌野清志郎やマイケルジャクソン、そして最近では加藤和彦さん。自分たちが歩んできた同士とも言える人たちが次々に他界していった。あぁ・・・自分もとうとうそんな年回りになってきたのだなと思う。あまりに哀しいので、積極的に語らないようにしていた。
三沢光晴さんも、ちょうどNOAHを立ち上げる時に撮影させて頂いていた。1999年の事だ。
その写真は『チャンピオン 三沢光晴外伝』長谷川博一著(主婦の友社, 1999年)に発表した。
著者の長谷川博一とは、1980年代からの大切な友人・・・彼と三沢光晴を追いかけた。
そして長谷川博一氏が追悼の思いで『チャンピオン 三沢光晴外伝』に追加取材・加筆・再編集を加えて「完結編」として文庫本として10月に発行した。ありがたい事に当時撮影した写真を使用してくれた。
本屋さんなりWEBで、すぐ手に入ると思うので目を通してほしい。いつもやっている音楽やドキュメンタリーとは、場は違うけれど「生き様」としての共通したものが見えてくると思うし感じると思う。

>>  三沢光晴外伝 完結編 (文庫) 長谷川 博一 (著)  ¥ 750 主婦の友社

三沢光晴さんに、深々と手をあわせたい。

11月12日 (木)・・・早朝Am05:00サイトアップ  

最近は、写真仕上げの合間に一人ずつ大切な人に会っている。
前の日記でも触れたように普段はなかなか会えなくなった人たちと会うことで自分の人間回復が行なえる。
もちろん・・・新しい出会いも新鮮で、同時に進んでいく。

今、計画中なんだけれど来年2月あたりに、2ステップとなる被写体の写真展も計画中。
詳細が決まれば、またお知らせしていきたいと思う。

そして、またまた報告。

先の10月に行なったJICA広尾での写真展・・・なんだか多くの人に見ていただいたみたいで、JICAの担当の方からも評価を頂いたみたい。JICA広尾での展示紹介として「もうひとつの
スーダン」写真展をJICAホームページで紹介していただいている。
興味のある方は、暇な時にでも覗いて見てくださいな・・・

>>>  http://www.jica.go.jp/hiroba/ngonpo/shisetsu/example.html


そして次は、もう少し早く皆さんに報告しなければいけないのに、またまたズルズルと今日になってしまった。
 

                 

SPITZ TOUR2009の埼玉スーパーアリーナのライブの模様を収めたDVDが発売された。
今年の1月の出来事なのに、ずいぶんと懐かしい感じがする。あれから全国を駆け巡り、スーダンにもカンボジアにも沖縄にも行った。移動距離の分・・・なんだか凄く懐かしくてDVDを見ていてキュンとなった。

あっ・・・初の病気も経験したっけね。
すごく編集でのカット割りがエキサイティングで、こりゃぁ編集に随分と時間がかかってるなぁと思う傑作ライブDVDである。
とにかく沢山のライブと音源だけのライブCDまで付いて贅沢なDVDになっている。

もちろん沢山の写真を使用していただいた。
ぜひ・・・スピッツ2009のカッコよさとエキサイティングをDVDで味わってほしい。
彼らとの旅もまだまだ果てしなく続いていく。

SPITZ DVDスペシャルサイト >>>  http://spitz.r-s.co.jp/new_release/dvd/index.html


今週は、まだまだ連続5夜の人と会う旅が続いている・・・来週も引き続き。
俺=人と会う・・・は、昼間に会うだけでなく=夜のお酒がつきものになっている。
だから連続連夜だと、かなりハードになっていく。今日もヨッパラって深夜2時に帰ってきた。
明日は、またまた深い1日になりそう・・・でもこうして深い飲みを繰り返していると体力的には終わるけれど、何かに気づき何かが興ていくことになっている。病気とか50歳とか「くそくらえっ!!」なのだ。病気予防の為に規則正しい生活、禁煙や禁酒、いわゆる暴飲暴食を避けるように・・・なのだが僕の場合は、そんなことを言っていたら、エネルギー衰退君になってしまう。
前にも書き続けていると思うけれど「死ぬ一瞬」までただひたすらに真っすぐなのである。
病気になれば、それを受け止め淡々と・・・自らの健康維持の為に生き方を変えることはない。

・・・ただ、ひたすらに。ただ、ひたすらに。脈々と続けていく。