[ 2008年 12月 ]

12月02日 (火) ・・・Pm08:00サイトアップ   

昨日から、福井駅前にある「AOSSA」4Fで写真展が始まった。
すごく綺麗でしょう。写真展示は64点。じっくり時間をかけてみてほしいと思う。きっと自分に何かが残ると思う。
今年は各雑誌に掲載をしたり、6月から長崎、東京共同通信、そして東京、広島、京都、名古屋を巡回したJPS展。
11月の東京三軒茶屋の繭子ちゃんとのコラボ展。
そして今回の福井展。

通常の音楽写真に加えての新たな写真活動。
本当によく動いてきた・・・写真展の内容も回を重ねるごとに充実しているのがよくわかる。

10日までの開催なので、ぜひお近くの方は足を運んでいただきたいと思う。

「エンタメスタイル」ホームページ
     >>> http://www.entame-style.jp/index.html
写真左が福井駅前にある「AOSSA」・・・ほんとっ駅前の徒歩1分のところにあるのでお気軽にである。そして左から2番目の写真が今回福井展のために主催者であるハーベスト岡崎さんが作ってくれた高さ180cm、幅90cmもある告知ディスプレー・・・デザインといい質感といいほんとうに素晴らしい。建物入り口から4カ所に設置してある。今回は本当に展示質感にも精一杯気を使ってくれて、展示するパネルの質感から照明まで実に丁寧に用意していただいた。ほんとうに岡崎先輩の徹底的にこだわった質感のプロとしての誇りと追求には脱帽と感謝の気持ちでいっぱいである。
昨日の朝オープンの10時から福井テレビの方に取材していただいたり、スピッツや浜田省吾さんを通じて情報を知ったお客さんも来てくれたり、もちろん福井の一般の方も来ていただいて本当にペコペコ感謝しかないのである。なかにはわざわざおみやげをくださる方もいて、ほんとうにありがとう。写真右に写っている会場の受付をしていただいているみんなでおいしく頂きました。今回主催者である岡崎さんとともに写真に写る道伝さん一家には家族総出でお世話になっている。右からが僕との現場コンビの大介くん。そして道伝家長男のともだちの由起子ちゃん、そしてお母さん。
彼ら3人が基本的に朝10時のオープンから閉館の夜10時までの12時間に及ぶ長時間ものあいだ笑顔で向かえてくれます。
ほんとうに福井の方はあったかい・・・受付にはスーダン・ダルフールの民芸品や表紙になった「デジタルフォト」と「DAYS JAPAN」の2誌、そしてロシナンテスカレンダー2009などが置いてありますので、ぜひお手に取ってください。あと展示している写真も販売していますので、この3人の誰かに聞いてみてくださいね。僕は昨日、初日が終わり東京行きの最終で帰途についた。別れ際に道伝家のお母さんが、かわいいお弁当とお茶、福井の特産品の「へしこ」と「鯛のささ漬け」に日本酒を渡してくれた。こっちがたくさんお世話になっているのにお土産までもらって帰りの電車の中で頂いた日本酒で小さくひとりで乾杯した。人の温かさに心がジーンっとして「ありがとう」の気持ちでいっぱいのローカル線特急での帰途となった。
福井写真展・・・あたたかさが一杯の会場に、ご来場お待ちしていますね。
僕は、11/30の前日に福井に入り展示準備、そして昨日12/01のオープン日と会場で長い時間を過ごした。
そして何度も何度も見て回りチェックしていく。そして朝、昼、夕方、夜で見る時間とともに作品の見え方が変わってくる。

何度も廻って、もういい加減飽きた昨日の夕暮れ時にひとりでゆっくり会場を回る。説明文章も改めて丁寧に読み、1枚1枚丁寧に見ていく。ある写真の前で想いが重なって心がジーンっとしてきて涙ぐんだ。だれにも見られていない。
川原氏と出会い、スーダンに3度ほど渡航し・・・スーダン各地や診療、多くの病気になった患者さんたち、スーダンの人々との触れ合いやあたたかさ、そしてスーダンにある空気や風や深々と美しい夜の時間や、いろいろなことが繋がりジーンときてしまった。
川原氏はちょうど日本での一時帰国が終わり11/30にスーダンに向けて旅立った。彼は今回テレビ取材陣と一緒である、そしてスーダンに帰ってすぐに問題が発生しているハッサバーラ村に向けて話し合うために向かうだろう。彼が感染しているリーシュマニアもまだ完治していない。また愛する家族と離れて旅立っていった。泣きながら旅立って行ったのだろう。
しかし「どんな困難があっても真っすぐに生きていく」・・・それを実践している川原医師。彼の情熱の想いも重なってジーンとなり写真を見ながら一瞬、涙ぐんでしまった。
そして、先月からもお伝えしている「ロシナンテスカレンダー2009」が、ロシナンテスホームページから購入できるようになった。ぜひアクセスして手に入れてほしいと思う。

ロシナンテスホームページ
   >>>http://www.rocinantes.org/

12月23日 (火)  

・・・ったく申し訳ないどす。

あっという間にクリスマスイブイブの年末にさしかかりました。
12月2日の日記からの音信不通・・・ご心配のメールも頂いたりしましたが、つにい書けずじまい。
写真展会期中も、いろいろ会ったし動いていたし報告もあるし、次の写真展も決まったし・・・まだまだお知らせもあるのだけれど、
書きたいこと沢山ありすぎてアプアプして、ぜーんぶ書けずじまい。そして流れていってしまった追憶の日々。

許してたもれ・・・これから年末まで、また出かけます。スピッツのツアーラスト仙台・盛岡への同行と斉藤和義くんのこれまたツアーラスト仙台ライブ。帰ってきたら年末です。

だからもう少し待っててチョ・・・報告をドサぁーとするから。たぶん。

では、行ってきまーす。

12月31日 (木)  

今年もあと約3時間となった。
昨日もライブに行き、今日の深夜2時に帰宅した。今も隣りではプリンターが動いている。

大晦日でもお正月でも仕事は仕事・・・人が休んでいる時に働いて正月後の納品が控えている。
いつもいつも毎年のこと・・・でも世の中は不況でリストラの嵐・・・ましてやフリー稼業の同僚も生き詰まってる奴が沢山いる。
毎年のようにお正月にも仕上げの仕事がある・・・ありがたいことである。だから引き続き来年もフルに動き回る。
この生命続く限りである。

12月に行なった福井での写真展が遠い昔のように感じる。
あれから2周り3周りしてきたので訳の分からない状態のまま今日になった。
そして12月の日記は結果、散々なものになってしまった。
お正月明けに気持ちがお正月になったら、また元のペースに戻したいものである。

今年1年間は音楽写真に加えての、スーダン写真での雑誌各誌の発表や写真展の継続と大きな意味のある年になりました。
40代最期の年に、やれることはやったという想いです。
しかしまだまだ走り始めたばかり、こんなところで安心するより常に前に前にの気持ちです。

12月巡業中に強烈な歯痛にも教われましたが、岩手の友人である歯医者さんのお陰でどうにか乗り越えられました。
持つべきものは全国各地の友とというところ・・・感謝感謝でありました。
2009年は、歯はもちろんのこと、1度身体をクリーンアップしてまだまだ挑んでいきたいと思っています。

1年間ほんとうにありがとうございました。
皆様も良いお年をお迎えください。