[ 2008年 08月 ]
08月01日 (金)
昨日7月31日まで1ヶ月間、東京共同通信本社ギャラリーウォークで写真展を開催してきた。
期間中には、ぼくがいない会場にも関わらず多くの人が訪れてくれたみたいで感謝しています。
本当にありがとう。
写真展に来ていただいたことをきっかけに、ロシナンテスへの募金もしてくれた人がいてくれたみたいで本当に嬉しく思うし小さなことかもしれないけれど確実に身を結んでいる実感を受けることができました。
会場に設置していた芳名帳にも多くの方が書き込んでくれて、ほとんどの人がメッセージを入れてくれていた。
普通は芳名帳にはお名前とご住所というのが定型だと思うのだが、自然とメッセージが添えられた自由で有意義な芳名帳になった・・・そのことも嬉しかったよ。これからゆっくり見返して噛みしめ次のステップの原動力にさせていただきます。
7月は合わせて長崎での写真展だったり、引き続きのJPS展の京都・名古屋展だったり・・・初の表紙の「デジタルフォト7月号」を本当に多くの人が見てくれて充実の1ヶ月だった。
しかし僕は相変わらず撮影現場の日々と、その仕上げの日々に没頭していて・・・記念すべき1ヶ月なんだけど、なにか違う場所にいた気分。
しかし、これらはまた8月だったり、9月に発表されていく写真達なので常に止まらない・・・止まれないという気分で、そのままスピッツ夏イベントツアーの開始の広島。そして明けて今日は茨城でのRock'inJAPAN。そして大阪。
そして八重山、そして仙台へと8月半ばまで一気に続いていく。
5月に行ったカンボジアの写真も6月に一度は仕上げたものの、まだ納得がいかず一度全部焼き直しをしたいと思っている。
しかし焼き直しもできないスケジュール・・・なのに8月下旬からは半月のスーダン渡航。
ちとっ整理が必要。撮影の回数とじっくりそれを仕上げ営業していく時間も必要。その狭間に本筋の音楽道写真が加わる。
音楽道は絶対的な本筋なので、絶対に外さない。
「収支のバランスを良く考えて・・・」という何処かのCMのように・・・ちとっ行動の整理が必要と感じる今日なのでした。
が、しかし・・・今はそれを考えている場合ではなく目の前の倒れそうなスケジュールを乗り越えていくことだけを考えて毎日を過ごすしかない8月のいよいよ本番の夏なのでした。
スーダン写真もカンボジア写真もまだまだ始まったばかり・・・29年間の音楽道写真に比べれば、まだまだよちよち歩きの赤ちゃん。切磋琢磨して精進して参ります。
しかし4ヶ月ぶりの広島でのスピッツサウンド・・・イベント出演の為、あっという間の時間なのだが走馬灯のように楽しめた。
何がなんだか撮影していくだけで精一杯でじっくり音楽サウンドを楽しむ余裕はなかったけれど、それでもいいっ!!
ばっちりと身体の中に鼓動として刻まれた・・・だから単純に僕は元気です。
各写真展来場、そして掲載各紙を見ていただいて、ほんとうにありがとうございました。
まだまだ秋に向けてひたすらに頑張り続けます。
最後にお知らせ・・・先月末の日記でもお知らせしましたが、明日8月2日と3日に、川原医師の故郷である小倉・北九州市のお祭り「わっしょい百万夏まつり」にロシナンテスが活動紹介ブースを出展します。
ブースでは、現地の活動を紹介する写真展(内藤の写真を約20点展示)やイメージビデオ「風に立つライオン」(内藤制作)を放映! スーダン支援グッズも販売。
ブース横では、スーダン人のカリッドさん、サナさんによる「ケバブサンド」の実演販売も行われ、収益金のすべてを北九州からスーダンの障害児に装具を送る費用にあてます。
この「ケバブサンド」は、ホークスタウンで通常は販売されており、ホークス応援時に買われた方もいると思う。
彼はスーダンから日本に来て働く優秀な技術者・・・休みを利用して郷土スーダンの食べ物である「ケバブサンド」を広めているのよ。スーダン人の明るい笑顔に触れてみてください。そして美しい奥さんとも話してみてくださいね。
どうぞ・・・お近くの方はぜひ遊びに行ってみてください。
もちろん・・・笑顔一杯のロシナンテス事務局長・海原六郎さんもお迎えします。
08月28日 (木)
あっという間に8月も下旬。明日からスーダン渡航という日になってしまった。
8月1日付けの日記の後は、やはり怒濤の撮影スケジュールの中・・・奇跡的にすべてがうまく行く充実の夏となった。
まずは、夏川りみちゃん・・・とにかくたくさんの写真を撮影した。野外ライブ2本に、石垣・離島各地でのロケ。
一番心配だった台風も来ることなく晴天あり曇りあり通り雨ありと、描きたい質感が全て天気が味方してくれた。
9月6日から始まるコンサートツアーに、ぜひ足を運んでパンフレットをゲットしてほしい。
撮影から仕上げ・デザイン・印刷の行程は殺人的な超強行スケジュールだったけれど間に合うことになった。
ぼくはスーダンでいないけれど、どこかで合流しパンフレットを噛みしめたいと思う。
その石垣ロケから直接にスピッツ仙台に入ったわけだけど、それもうまくいった。
石垣ロケからビビりながら撮影していた。夏休みやら集中豪雨の影響で空のダイヤも陸のダイヤも乱れていたから・・・
完全なる夏のイベントレギュラー撮影・・・1カ所も落とせない撮影である。
絶妙の綱渡りスケジュール・・・1本でも遅れればたどり着くのは不可能である。
しかし・・・たどり着いた。そして無事全てが終了した。
スピッツサウンドエネルギー注入完了・・・やはり素晴らしい音楽空間の夏となった。
しかし帰ってきてからひたすらに仕上げ作業・・・お盆もなく両仕事が完了したのは25日。
ほんとうに疲れたし・・・ホッとした。
その前日の24日には告知ができなかったけれど、ロシナンテスがなんと!! 後楽園ホールで募金活動を行った。
僕はスーダン行きの関係で事務局長・六郎様と待ち合わせ。少し手伝うことになった。
もちろん僕の写真もDVDも流された。こんな地道な活動がスーダン支援に繋がっていくと改めて思う。
この催しは、15歳以下のボクシング全国大会の記念すべき第一回。
そんな将来ある子ども達の前でロシナンテスの普及活動ができることは、ほんとうに嬉しい限り。
毎年恒例の行事になってくれれば素敵なことだと思った。
来場者の方の募金が入場券と引き換えに・・・というコミッショナー事務局の粋な計らいで随分な募金が集まった。
少しずつ増えていっているロシナンテス支援グッズも活躍・・・そんな姿を見て改めて現地スーダンでの活動をよりもっとしっかりと撮影して報告していかなければと決意を新たにした。
あと6月の長崎写真展時にラジオ出演させていただいたパーソナリティーの方から誘いで、8月31日に、なんとクラブシーンでのスーダン写真を使っていただけることとなった。
詳細は・・・・・
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8月31日 長崎シティFM DJシモダ「Street Heaven」 presents
DISCO PARTY 2008
7pm open&start
シーサイドビアガーデンby クリスピッツア
(長崎市旭町タワーシティ長崎タワーコート1F)
DJ-SHIMODA
DJ-SOICHIRO OKAMOTO
LIVE/古賀涼
LIVE/聖from rock'n roll the cabaret
& more
FREE DRINK チケット¥3,500
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この催しも、まだまだ多くの若い人たちにスーダンの写真を伝え見てもらいたいという想いから実現したもの。
主催の彼、DJシモダ氏とは、これからも一緒に組んで、音楽に足を突っ込んでいる僕らしい写真展開をしていきたいと思う。おそらく大音量のクラブ音楽の中で今回はスクリーンにスーダンの写真が数々流れていく。
ぜひ長崎の方や近隣の方は足を運んでほしいと思う。ぼくは遠くスーダンからこのイベントの成功を祈っています。
そしてまだ詳細は発表できないけれど、11月上旬にはたぶん代官山で新しい展開の写真展を行っていきます。
この第1回目が成功したら、まずは都心でサーキット形式で連続して展開していきます。
これも僕の大好きな女性アーティストと組んでやる写真と音楽の融合展です。期待していてください。
この一連は僕の中でのテーマは「生命」・・・スーダン写真はもちろんのことカンボジアでの写真も展示していきます。
写真展時数はおそらく80点くらい。会場全てを写真で埋め尽くすつもりです。
あとこれまたたぶん11月中旬には、北陸福井での写真展も開催できそうです。追って詳細をお知らせします。
そんなニュースもお伝えしていかなければですが、つい先日までは音楽写真本道に没頭していたものですから、ここにも帰って来れずやっとスーダン出発前夜にたどり着きました。
慌ただしい僕ですが、元気にスーダンの現実と美しい笑顔に出会うため、再び旅立ちます。
そして川原医師の献身的な活動のもっともっと奥深い写真を撮ることを目指して頑張ってきます。
昨今のアフガンでは邦人の方が残念ながら亡くなられたり、スーダンではハイジャックがあったり、大統領訴追問題で揺れていますが、僕も僕らも引き返すことをいつでも年頭に入れて精一杯の生命に会いに行ってきます。
帰国は9月16日・・・19日間一生懸命に写真を撮り重ねて来ます。
そして翌17日も日本で撮影。そしてスピッツ秋のツアーも始まります。当然撮影していきます。
まだまだ旅は続いていきます。
ではでは・・・行ってきまーす。