[　2005年　04月　]

04月01日 (金)

今日、益子ふれあい郷ホームページで今年の農業体験・自然体験の催しが、たーくさん発表されました。 田舎もいよいよ春本番です。一年で一番活発な季節を迎えます。田んぼには水が貼られ樹々も一斉に芽吹く季節。 ゴールデンウィークの前あたりは、山々の樹々の芽があふれんばかりに赤く膨らみ、春の陽炎な空気の中、一斉に緑のかわいい葉が芽吹きます。 その姿は圧巻そのもの・・・まさに春爛漫です。この生命感あふれる一瞬はほんの1日2日で、そのあと通常の新緑になっていきます。その一瞬は住んでないとなかなかお目にかかれませんが、ほんとうに生命が誕生するときの清らかなエネルギーと臨場感にあふれています。どうぞお見逃しなく・・・ 竹の子にタラの芽、白木の芽、たんぽぽのお浸しに沢ガニの天ぷらetc・・・春・自然のおいしい食材満載です。それらを肴に飲むお酒も実においしい。そんな春の陽気に誘われて、ほろ酔いデレスケ満載の季節でもあります。 そしてゴールデンウィークはふれあい郷が一年で一番美しい季節。みなさん、どうぞお出かけください。 要チェック!!・・・益子ふれあいの郷　(といっても僕はSPITZツアーでいません。それもまた最高にしあわせ・・・) ところで・・・SPITZのファンの方から、相次いでBBSに書き込んでいただいた。 スピッツベルゲン会報(スピッツファンクラブの会報)が届いたからだと思う。 あらためて、はじめましてです。こんなサイトですが気軽に遊びにいらしてくださいね。 そのBBSのなかで・・・彼らを見守るお母さんみたいな一面が垣間見えました。という一文が・・・・ わたし、女性になりました。うれしいですね。これからSPITZの母親として生きていきます。(笑) やっと念願の女性になれたわけですが、ある時は、兄貴。ある時は船長?。ある時は仲間。・・・でもある時は弟なのよね。 俺、すごくSPITZの音楽も、メンバーひとりひとりも尊敬している。スタッフも尊敬している奴らなの。 すごく彼らから学ぶことがあるし、救われているし・・・・いちばん若いスタッフは俺の半分以下なのよ。。。 トホホッなんだけど、そんなSPITZ軍団のなかで、尊敬できるというのは、すごく素敵なことで自分もまだまだキラキラできるのね。年齢に関係なく尊敬できる中にいる幸福。まだまだツアーは続きます。 あと、もうひとつ・・・ライブを楽しみながら撮影している内藤さん。という一文も・・・・ ほんとうに楽しんでるね。自分は好きじゃないと感動しないと写真は撮れないから・・・ で、ふとっね。疑問が湧いてきたんだけど・・・ 俺、ではなくて私・・・ライブの途中で、前後の関係なく突然、涙がほろりとなることがあるのね。 これってSPITZ独特の感覚なんだけど、詩にとか演奏の盛り上がりとかじゃなくて、突然やってくるの。 突然瞬間だから、ほんの何秒なんだけど、このまえは「正夢」の時で、だけど毎回でもないし、曲も決まってないの。 ある時はスローな曲の時も、リズム感のある曲の時もあるの。 なにか、至福感に近い感覚なのかな?　なんともエクスタシーなんだけど・・・みなさんもそんな感覚あるのかな?と思ってね・・・ まだ、今回のツアーでホロリポイントがあった私だけど、これ以上は楽曲名は言わないわ。 だって、まだライブを観てない人もたくさんいるだろうし、その人たちにわるいからね。内容がわかったら・・・ でもこれは、メンバーのサウンドなのか?　正宗の声なのか?　わかんないんだけど、SPITZの音楽は基本的には、感覚で聴く音楽だと思うんだよね。そこから詩や声やサウンドが相まっていって、SPITZワールドから抜け出せなくなるわけだよな。 でも時々、味わう不思議至福体験?　みんなどうなんだろう? という感じでダラダラその時の風に流されて、書き進んでいるのがこの旅風日記でございますのよ。わたし・・・

04月02日 (土)

2月にSPITZ正宗様の出身地・福岡に参り、3月にはSPITZ崎山様の出身地・佐野に参り、4月はSPITZ田村様、テツヤ様の出身地の空気を感じようと、いま私は静岡の地に参っております。 というのは、まったくの建前で静岡ダービーに来ているのだ・・・・競馬ではありません。 静岡ダービー・・・ジュピロ磐田vs清水エスパルス、　静岡のクラブチームどおしの一戦に参じたわけである。 まぁ、2月から3月の日記を参照していただきたいが、要するに先の対バーレーン戦のチケットが取れず、あまりにくやしいので静岡ダービー観戦計画をしたわけである。が、しかし寸前になってバーレーン戦に行くことができたのだが、この静岡遠征とダブルになってしまい。超忙しい事になってしまったわけである。まぁもう一本行っとくっ!?ということか。 当然、息子と一緒である。 仕事溜まってて、サボってるようだがサボってしまった事は仕方ない。大いに静岡を楽しむべし。

静岡エコパサッカースタジアム なにか、海外のスタジアムを思わせる。すばらしい競技場だよな。こんな雰囲気で埼玉も横浜も作ってほしかったなー。 ここにいるだけでワクワクする。 鹿島スタジアムと並んで、俺の超お気に入り。

静岡県袋井市・・・東海道の宿場町?　それにしても立派なスタジアムである。今日はジュピロのホームゲーム。スタジアムに至る道には誘惑が一杯・・・今日も正規ユニフォーム・バッタもの含め計4枚を手に入れてしまった。そのうち俺のは今日と何の関係もないが、R.バッジオの代表白１枚。さすがにダービーマッチ、応援の気合いも違う。それにしても静岡の女性ってきれいどころが多くない?　みんなかわいかったなー。最後は袋井市を流れる川・・・広島で育ったせいか、町の中を川が流れているとホっとする。

バーレーン戦の時のKAZUのユニフォームを着ての応援に引き続き、今日はやはりゴン中山のユニフォームを着ての応援である。まったくバカな親子である。少し恥ずかしいが、感動がこの国を前進させるのであるから、思いっきり応援するのだ。 ところで息子はお茶が好きである。特に抹茶が好みらしい。まったく爺さんのような趣向である。レストランに連れて行っても、お茶か水である・・・「子供らしくジュース飲めよ」と言っても、残してしまう始末なのだ。まったくもったいない!! そんな彼だから妙に静岡が気に入っているらしい・・・「将来は静岡に住みたい」と言い出した。 物心ついた時からのゴンフリーク!!　そのゴン中山がまだ現役で頑張ってくれているのは、嬉しいかぎりだ。 ゴンとお茶、そのふたつで彼にとって静岡は、夢の国パラダイスなのかな?

それにしても静岡・・・いいところである。富士山にお茶畑、そして桜の春うらら 海の幸に山の幸がふんだん。だけど、おでんが抜群にうまいし怖いくらいのおでん銀座・・・どうして?

04月04日 (月)

あれから予定通り抹茶をいただき、キャッチボールをして、少し歴史散策・・・そして静岡のおでんを賞味し、海の幸をたらふく食べ、伊豆の温泉にたっぷり浸かりリフレッシュ完了。そして春休み終了。 お休みは今日で終わり。あとは当分仕事に没頭する・・・それでは、まずはSPITZ軍団に合流。行ってきまーす!!。

04月13日 (水)

SPITZあまったれ軍団に合流。7日に韓国・釜山に上陸。8日にライブ、9日移動、10日にソウルでライブ、11日帰国。そのまま成田から都心へ・・・あんべ光俊さんとアルバムやら今年の活動の流れの詳細な打ち合わせ。翌12日新潟で浜田さんと合流。仕事を済ませ夜中に自宅到着。何がなんだかの綱渡りスケジュールの中、今日になりました。 尚一層、頭はクモの巣状態。撮ってきた写真と仕上げていく写真と締め切りと、これからの撮影の段取りと複数の仕事が重なりあい、もう何がなんだか分からないクモの巣状態の私です。 SPITZあまったれツアー韓国は、超楽しかったっす。いつものことながら原点に返れる、初心に戻れるツアーになりました。韓国のオーディエンスの暖かさとパワーは、僕たちが忘れかけている何か?を思いださせてくれる心がありました。 本当に韓国の人たちの暖かさに感謝です。それにしてもよく飲んだっ!!　よく食べたっ!!　・・・もう当分お肉いいですっという感じ・・・で、ほとんど寝てない状態で、あんべ兄ぃとの5時間に及んだ打ち合わせも乗り越え、12日は浜田さんのところへ・・・ FM新潟に生出演・生演奏している写真を、その場で仕上げてその場で送信。今日の日刊スポーツの記事に・・・ いやはや、早い時代てす。そして、今日は浜田省吾シングル「光と影の季節」発売。いよいよ活動も加速度が増していきます。 今年の秋は全国を巻き込んで、久々のライブツアー。気分が盛り上がってきます。 が、しかし、その一連を一気に駆け抜けてきたので今日の僕はダウン。また寝ます。そして鋭気を蓄えます。 おみやげ写真もお見せ出来ないほど、ヘロヘロな4月13日夜の私でした。それでは、また今度ゆっくり・・・・

04月16日 (土)

14日、寝た。寝まくってやった。・・・・そして治った。疲れとれた。復活。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　単純な私でございます。 15日、ロケハン。 16日、仕上げ作業中。3月中旬あたりからの大量に貯まった写真約10000カット近くを牛歩のようにセッセとデーター整理から始まって、バックアップ、ベタ焼き、チョイスそしてプリントに、CD-Rに・・・・ 一枚一枚を丁寧に積み重ねていく。ここ何日間はこの作業。 その作業中に、ニュースが届いた。高田渡さんが亡くなった。 ライブ公演先の釧路で・・・ 静かに受け止めた。彼の死を彼の歌のようにポツポツと受け止めた。 小学生の頃から聴いてきた歌声・・・今までもアル中になりながら、現役で各地を廻っていた。 僕も旅先でよく公演ポスターを見かけ、秘かに嬉しくなっていた。 ただただ静かに冥福を祈りたい。そしてやはり、ありがとうだな。 ぼくも、最期の時まで写真と音楽を追い続ける。 さぁ、今日は久々に家の何処かにある高田渡のアルバムを聴きまくるかっ!!　 当然、酒を飲みながら・・・ でも、何処にあるのかな ?・・・・探すか。 でも、それからフォークの時代一周して、現代までの歴史まで聴きまくってしまうから 酒も大量に入って、またヘロヘロになるのよね・・・・仕事投げ出して。 だから、今日は高田渡だけで、ボツボツと音と酒に浸ろう。　　　それではまた・・・

昨年秋、広島・横川でお好み焼きを食べた近所で・・・写真では小さくて見えないが「伝説のフォークシンガー高田渡!!ついに横川シネマに登場!!」と書いてある。

04月20日 (水)

昨日19日は、待望の大森響子画伯を撮影した。 大変楽しい一日であった。ここのところずーと音楽の間を練り歩いてきた僕にとって、全然違う時空間で大変気持ちよい・・・これでまた音楽の方も尚一層気持ちよくやれるのだ。 今回は鎌倉駅のすぐ近くにある「ホテル・ニューカマクラ」という大正時代に建てられたアンティークなホテルで撮影。このホテルがまたなんともいえないいい味を出している。そこで働くお母さん方も実に親切で一日中ホテル内のいろんなところで撮影させていただいた。ぼくはついでと言っては何だけど、そのままホテルに宿泊。夜、撮影が終わって響子ちゃんとプロデューサーのNちゃんと3人で鎌倉の夜を飲み歩き、3軒をハシゴして部屋にたどり着いたのがAm4:30。響子ちゃんは家へ帰り、なぜかNちゃんは僕の部屋に泊まっていった。中年男二人のプチ旅宿泊。イワシの刺身も竹の子天ぷらも、最後にしめのラーメンも超うまかった。俺・・鎌倉結構好きになってるかも。 この撮影の写真は、まとまり次第「Creators」で紹介しますので、期待しないで待ってて下さい。 あと、ポストカードも創ることになった。 あと、ぼくは勝手に来年あたりには、彼女の個展も開催しようと思っている。プロデューサーのNちゃんがんばろうねっ!!　 と、この日記に書くことによってプレッシャーを与えておくのである。たねまき・・・たねまきっと。 みなさんも鎌倉に行く機会があれば、ぜひ「ホテル・ニューカマクラ」に泊まってちょ。 でもって話は変わるが、またサッカーチケットである。 12月にあるクラブチーム世界一決定戦の準決から決勝までの3試合分のチケットを買った。 うんっ、気分がいい。今からワクワクである。 それにしてもまだ4月だっつうのに年末のチケットを今から取らないといけないのであるから、ここでも頭はクモの巣状態である。でも、うれしいなー。ランッランッランっ。 また明日から旅なのだ・・・行ってきますなのだ。

04月23日 (土)

昨日22日は、日帰りで札幌に飛んでいた。 さきの大森響子女史の撮影中に入った電話・・・「22日に札幌に来てほしいんだけど」 「えっ、何 ?」・・「スポーツ紙掲載写真のため」、またまた浜田省吾である。 彼は12日新潟を皮切りに全国をラジオ出演のために飛び回って22日には、北海道でFM局「AIR-G」に。 僕は前の日もスケジュールが埋まっていたため、急遽の札幌日帰り行きとなった。 それにしても時代が変わった感想がふたつ。 ひとつは、デジタル普及で、即仕上げての納品スタイル。(これまで通りアナログで撮ってじっくり仕上げていく仕事に加えての、より一層の幅が出てきたということ・・・もうこれは決して否定的ではなく、現在に合った一つのスタイルだよね) あともうひとつは、こうやってカメラマンが指定で行くことが増えているということ。 ぼくも80年代、数多くの雑誌で仕事をしてきたけれどカメラマンの数も多かった。必ず一誌に１カメラマン。 だけど昨今は代表して全部取りまとめて撮影することが多くなった。いわゆるオフィシャルフォトグラファーとしての仕事である。 もちろん80年代からしていたし、あったのだけどその比重がますます高まっている。 スポーツ紙にしてもカメラマンはいる。僕たちがわざわざ高い交通費や滞在費まで捻出していただきながら1カット、即納品の体制の写真まで撮っていく。まぁ、いわゆる芸能ネタでもなくスポーツでもなく音楽専門の写真ということだろうか。 その心根、アーティストをよくわかっているということ・・・それがわざわざ出向いていくことになる。 だから僕も、浜田省吾とその音楽の為なら何処へでも出向くのである。 SPITZでも、あんべ光俊でも、小山卓治etcでもである。それが音楽フォトグラファーとしての心根のひとつでもある。 というわけで北海道の方々、今日の道新スポーツに昨日のAIR-G出演の記事が載っていますので、ぜひご覧になって下さい。 しかし、働く中年はヘロヘロである。高麗人参に酵素にウコンに栄養ドリンクで、どうにか疲れた身体にムチうって乗り越えている。また週明けから機材と気持ちを切り替えて、SPITZ神戸に乗り込むのであります。待ってろよー神戸牛っ!! ( あれっ? 肉復帰 ? ) この週末は、しばしの休息をと思いつつ、貯まっている仕上げ作業を5mmでも進めなくては・・・である。 まだまだ続く撮影、仕上げて納品・・・また撮影の日々。こうやって１年があっという間に過ぎていく。トホホっ。 だが、しかし僕のON THE ROAD2005は、もうすでに始まっている。ヘロヘロなんて言ってられないよなっ!!

04月29日 (金)

えーと、お久しぶりでやんす。 神戸の２日間も無事撮り終え、その仕上げに没頭し無事納品を終え、ホッとしておるところでやんす。 神戸の２日間は、またまたバンドとしてのSPITZ様の素晴らしさを痛感したわけです。 いいバンドです。ひとりひとりが素晴らしい。そしてスタッフも素晴らしい。・・・あとは何も言うことはありません。 この２日間で、「いいバンドだ、いいスタッフだ !!」という気持ちがシンシンと僕の中に浸み渡ったわけであります。 この模様は「ロッキンオンジャパン」の次号に掲載される模様です。ぜひご覧あそばせ・・・。 然るに前半は、広島を残すのみとなりました。 瞬く間の3ヶ月ではありましたが、我が故郷・広島で大いに楽しんで参ります。 この間も、SPITZ様・浜田省吾様の写真の納品を大量に済ませました。公に出来るところから少しずつではありますがご報告を申し上げたいと思います。そんでもってクモの巣状態のわたくしも少しずつ整理が出来ているといったところです。 が、気付けば私のHP・・・アレ ?　　日記以外ほとんど更新されてないではないですか ? 一刻も早く、新しい写真をお見せ出来る更新をしたいわけですが、5月も引き続き撮影の毎日が控えております。 なので、あーいつ更新が出来るのやら ?・・・・です。 まぁ期待しないで待ってておくれやす。日記だけは時々更新してますさかいな。 でも早く写真をお見せしたいどすえー。 それでは、広島に行って参ります。